日本の色を使ったグラデーション

今回は、日本語で呼称される様々な色の中から「紺青・鴨の羽色・鳥の子色・牡丹色」を使って、画像にグラデーション加工を行います。

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使用する画像

今回の作業で使用する画像です。写真にフィルター「カットアウト」を適用しました。

カットアウト

グラデーション加工の手順

最初に Photoshop で写真にグラデーションを適用する手順を説明します。

「レイヤー > 新規調整レイヤー > グラデーションマップ」を選択して加工を行います。

グラデーションマップ

「属性」パネルでグラデーションをクリックして、グラデーションエディタを開きます。
グラデーションエディタを開いたら、グラデーションタイプを「べた塗り」として、両端に色を指定します。

エディタ

日本の色を使ったグラデーションのサンプル

上記の手順でグラデーション加工を施したサンプルを4種類紹介します。

1. 紺青(こんじょう)

グラデーションエディタで左端に紺青「#1A4472」右端に白「#ffffff」を設定しました。

紺青
紺青(こんじょう)は、一般的には紫色を帯びた暗い青色のこと。
この場合、色名はフェロシアン化第二鉄を主成分とする人工顔料紺青に由来しており、プルシアンブルー(プルシャンブルー、英: Prussian blue(プラシャンブルー))と呼ばれるのも同じ色である。

紺青

2. 鴨の羽色(かものはいろ)

グラデーションエディタで左端に鴨の羽色「#006956」右端に白「#ffffff」を設定しました。

鴨の羽色
鴨の羽色(かものはいろ)は、マガモのオスの、頭から首にかけての羽毛の色を表す。
古代には色の固有名として使われていたかどうかはわからないが、『万葉集』に青緑を形容するために鴨の羽の色が喩えとして用いられている短歌が2首収録されている。

鴨の羽色

3. 鳥の子色(とりのこいろ)

グラデーションエディタで左端に黒「#000000」右端に鳥の子色「#FFF1CF」を設定しました。

鳥の子色
鳥の子色(とりのこいろ)とは鶏の卵殻の色のこと。鎌倉時代から現れた日本の伝統色。
ごく淡い黄褐色、あるいは黄色がかった白。
後に鳥の子紙の色と誤解され、時代が下るとともに白っぽくなっていった。

鳥の子色

4. 牡丹色(ぼたんいろ)

グラデーションエディタで左端に黒「#000000」右端に牡丹色「#E761A4」を設定しました。

牡丹色
牡丹色(ぼたんいろ)はピンク色の一種で、牡丹の花弁の色。紫紅色をさすこともある。
明治時代ごろに爆発的に流行した色で、牡丹の花のような華やかな紫紅色が女性たちに支持された。

牡丹色

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